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理事のリレーメッセージ

理事10名が個人の経験や考えについて、毎月交代でメッセージをお送りします。

   

2021年度(2021年4月~2022年3月)

2022年3月 理事のリレーメッセージ

「ため(溜め)」の大切さ

チューリップ

一般的にムダがない効率性が高いシステムはいざというときにモロいとされます。これは仕組みの中に「ため」がなく工夫を凝らす余地がないことが原因と言われています。

「ため」は、野球やテニス、弓道等、様々なスポーツの世界でもしばしばその重要性が説かれます。力などを発揮する際のテクニックの一つで、繰り返しの練習から理解、習得されています。

では「ため」の中身とは何でしょうか。

「ため」が取り上げられる場面を見ると、経験の積み重ねにより、対応が必要なときに余裕(蓄え)を持って動き出せる準備ができていることを指すようです。危機に際してどんな選択肢を用意できるかも平常時からの積み重ね、すなわち「ため」に懸かる訳です。「ため」はリスク対応のひとつとも言えます。

2021年度も今月で終わり。今年度はコロナウィルスの脅威が続く中で、当法人にとって思いも寄らない出来事に振り回されることが多い一年だったと思います。コロナウィルスへの対応は2年間の様々な場面との出会いや経験から「ため」となるものが徐々にできつつあります。他方、初めて直面した出来事についても、忘れることができない多くの経験や教訓がありました。

新年度に向けて、「ため」を持ってリスクに柔軟に対応できるよう、一年の振返りと準備の月です。

副理事長 平野 耕市
(事務局長)


 

2022年2月 理事のリレーメッセージ

初等・中等教育のあり方

梅の花

最近の私の関心事と言えば、「日本の国のあり様」と言いますか、我々の孫の世代に日本がどんな国になっているだろうか、下手をすると国自体がなくなってしまいやせんか、というようなことです。

戦後GHQにより徹底的に破壊されてきた日本の伝統精神、子供、孫たちが本当に日本という国の良さに気づき、これを語り繋いでいけるだろうか、そのためにこれからの日本の教育はいかにあるべきなのだろうか、私がやれることに限りがあるのはわかっておりますが、これを等閑に付すことはできません。

戦後の教育は戦前のそれをすべて否定する所から始まりました。教育勅語は今は戦前の悪の価値観として排除され議論すらできません。また、教師が生徒に「して良いことと悪いことの分別」を叩き込もうとしても、うっかり叱れば父母会でつるし上げられます、男らしさや女らしさは教えないし、逆にあってはならないと教えています、特に小学校では社会で通用する根本的規範を教えるのが大事なはずなのに、大多数の先生方は「教育の主役は先生でなく、子供である」と答えます、先生は何をしているのでしょうか、欧米の真似をして最重要なのは「子供の個性や主体性である」としています、ここは日本なのだから「謙虚さ、協調性や使命感」を鍛えていく必要があります。最近の学生は読書をしないから語彙力が落ち、2019年に公表されたOECDの国際的な学習到達度調査(PISA)では「読解力」が前回の8位から15位に順位を大きく落としました。中学生の半数は教科書の日本語が正確に読めないというショッキングなデータもあります。先生が「子供の個性や主体性」ばかりに目を向けている間に、学生が本を読まなくなり学力はどんどん落ちていったのです。これは何とかしなければならない深刻な問題ではないでしょうか。

理事 相羽 孝昭
(社会福祉法人アゼリヤ会 顧問)


 

2022年1月 理事のリレーメッセージ

養老院 ことはじめ3

お正月

古いことを調べていると、突然、未知の事柄に遭遇することがある。その一つに大宝律令など律令制度の中に、高齢者や重度の障がい者への、中途半端ではあるが、「公的支援」のしくみがあったことを知ったことだ。

700年代の律令制の時代(今から1400年も前)に、「篤疾」(重度の障がい及び80歳以上の高年者)に、身のまわりの世話などをする「侍」の付き添いを、「里」(一族や家族など)の中から選ぶこと、そして「侍」は「租税や力役を免除」する、と言った規定が定められていた。律令時代にも、それは当然のことではあるが、障がい者も高齢者も存在し、身のまわりのことで不自由していたことがあったということが知れる。ただこの制度は、あまり長くは続かなかったようだ。(『浴風園10周年記念誌』、百瀬『日本老人福祉史』)
(当時の「美濃の半布里(はにゅう)戸籍」によると、80歳以上は3%とある。一つの事例ではあるが、傾向は示している。今津『戸籍が語る古代の家族』)

江戸期には、各藩の藩士に与えられる限定的な制度だが、「看病引」とか「付添御断」、あるいは「介抱暇」などの、看護・介護休暇の制度があったとの記録を目にすることがある。
「たそがれ清兵衛」のように、武士であっても、老母とひとり者の世帯などがあったことを示している。(柳谷『江戸時代の老いと看取り』)

理事 小笠原 祐次


 

2021年12月 理事のリレーメッセージ

温暖化を感じる

干し柿

紅葉の季節がこのところの冷え込みに順じて標高の高い地方から街中の木々に移り、四季を感じさせてくれています。

先日東京の西の山里に散策に出かけた折、大きな屋根の軒下に何列もの干し柿を目にして、幼少期の頃に行った干し柿づくりの情景が懐かしく思い出されました。当時は霜が降りるようになってきたころ庭になっている何百もの渋柿を手が渋で黒ずみながら皮をむいて、縄ひもに吊るし軒下に干したものでした。食べ頃の目安は表面が乾燥し「こうがふく頃」と言われていましたが、待ちきれずに味見を繰り返したものでした。

55年前を思い起こせば、立冬のころから気温が下がりはじめ、小雪のころから冬の支度にと「里芋の収穫」「たくわん用大根の天日干し」「干し柿づくり」などを手にしもやけを作りながら行っていたことを思うと、現在は寒さを感じる季節が遅くなり、大雪のころに冬支度の作業を観るようになって来たことは、これも温暖化の影響でしょうか。

業務執行理事 松崎 哲也
(泉苑 施設長)


 

2021年11月 理事のリレーメッセージ

ノーベル賞と地毛証明書

晩秋の柿

今年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏が、受賞後のインタビューで米国籍を取得した理由を問われ、「日本では周囲との“同調”が求められるのに対し、米国では回りを気にせずにやりたいことが出来るから」と応えていたのが印象的であった。又、ジョーク混じりながら「日本には戻りたくない」との発言もあった。

それから十日後の10月16日の毎日新聞の紙上で、「埼玉県立高校の6割超“地毛証明”要求」の記事を読むことになった。
全日制の県立高校の多くで、髪を染めたりパーマをかけたりしていませんとの地毛証明書を生徒や保護者に要求し、一部の高校では下着の色や柄まで校則で規定していたとのこと。さすがに県教委が生徒の人格や個性を尊重する観点から、校則を積極的に見直すよう要請したとの結びを読み、県教委のこの対処にやっと得心した。

しかし東京を含め各地の公立高校では、この種の校則がいまだに色濃く存在しているらしい。それでなくても忙しすぎると言われる学校の先生が、生徒の髪質や下着の色を気にして教室で疑心を持つことに何の意味があるのだろう。

諸外国とりわけアメリカやヨーロッパでは、肌や瞳の色は勿論、髪の色も千差万別。茶・灰・黒・赤・金・銀と様々な人がいる。これらの国の人々に、日本の学校の地毛証明書なる物を理解させることは可能だろうか。説明して内容を理解したら、仰天して「信じられない!」と絶句するのではないか。

国連調べの2020年「世界幸福度ランキング」で日本は62位であった。「健康寿命」はトップクラスの2位なのに、「選択の自由度」や「他者への寛容さ」が極度に低い為の結果である。

ノーベル賞の真鍋氏が「日本に戻りたい」と言える日が訪れ、子供たちが未来に大きな夢を抱き、自由な心で生きて行ける国であるよう、心から強く願う。

理事 鈴木 龍一郎
(写真家・日本写真家協会会員)


 

2021年10月 理事のリレーメッセージ

「アキ」は「アカ」

紅葉

種蒔きのタイミングが遅れた唐辛子が庭のプランターで赤い実をたくさん付けています。時期が外れても、木々の葉が赤らむ季節の中で景色に同化しているのもうれしい気がしています。

秋は赤い色が主人公の季節です。多くの木の実は赤く色づきます。拙宅の庭木の中にもナンテン、ハナミズキ、センリョウなど、容易に赤い実を見つけることができます。秋の季語である「赤とんぼ」、「曼殊沙華」、「秋の夕焼け」なども秋を赤色にイメージ付けます。
そして何と言っても、秋の赤の代表格はもみじの赤。「紅葉」という漢字は「もみじ」とも読みますが、「もみじ」の紅葉が他の木の紅葉に比べ、赤が際立って美しいことからとのことです。秋という言葉も、紅葉などの赤(アカ)が転じて「アキ」となったと言われています。色づく葉には赤いものだけでなく、黄葉するものもある中で紅葉と総称したことからも、日本人にとって夏と冬の間の季節は赤の心象が強いようです。

かつて、低山歩きに夢中になっていた頃、様々な紅葉に出合いましたが、中でも、北岳の登山口の広河原まで続く南アルプススーパー林道を走行したときのV字谷の両斜面を染め尽くした紅葉の美しさは忘れることはできません。

まだまだ、先行き不安な時間が続いています。気兼ねなく秋を求めて出かけられる日が来ることを願いながら、今年は我が家の小さな秋で我慢です。

副理事長 平野 耕市
(事務局長)


 

2021年9月 理事のリレーメッセージ

戦後76年目の敬老の9月です

早秋の田んぼ

2021年8月22日付の毎日新聞は裏千家前家元 千 玄室さんの戦後の生き方を特集記事にしていました。今年98歳になられた前家元は特攻隊員だった自分は「死ぬはずの男が生き残って恥ずかしい」という強い思いをもって22歳で終戦を迎えられたそうです。

そして「差別も区別もなく『どうぞ』『お先に』と譲り合う気持ちが和を育み、穏やかな世界を作る。それを教えているのがお茶なのです」と一椀から争いのない世界を願って世界を回っていると話されています。「平和というまでもない和やかな世界を願っている」という言葉も印象的でした。

戦後18年経った昭和38(1963)年に制定された老人福祉法は、戦前・戦中・戦後を生き抜いてこられた多くの明治生まれの方々を想定し、敬老・敬愛という基本的理念が謳われていました。それから58年経った現在「敬老の日」は法律上「老人の日」にかわっていました。祝祭日と定められていた9月15日の敬老の日は、ハッピーマンデーとして9月第3月曜日になりました。

施設を利用される高齢者も次第に昭和生まれの方に移っています。実体験として高齢者から戦争の実態を踏まえた平和の願いをきくことも少なくなりました。
時代がかわっても高齢者が多くなる社会は和やかな世界であってほしいものです。

理事長 鈴木 恂子


 

2021年8月 理事のリレーメッセージ

戦略的目標設定の価値

夏の海

コロナ禍での7月23日に東京オリンピック2020が開催されたが、開催地東京は、8月22日まで緊急事態宣言の下にあり、首都圏4都県の新規感染者数は概ね一日三千名をはるかに超えている。五輪開催中にも拘わらず大阪などの主要都市が緊急事態宣言を国に要請している。なお、ワクチンの2回接種者は8月1日現在で3500万人余り(全人口の約28%)で、集団免疫の獲得には達していない。

ところで、我がS首相は、閣僚の一部が五輪の開催延期を提言したのをかたくなに拒絶してきたという。それはなぜか。首相の本音は、コロナ対策で政府の支持率が低迷している状況に対し、衆議院議員の任期満了(10月21日)に伴う総選挙までに五輪を開催し、五輪の「成功」を利用して、現政権の継続を目指すことにあるからだと、私は思う。

このこと、即ちコロナ対策の戦略的な目標設定への政府の背理は、政権周辺の士気阻喪を招き、コロナに対する一貫した指揮命令系統の構築を妨げ、結果として「朝令暮改」や「思い付き」や「後手後手」などの批判を強める原因となったと思う。首相から「安心安全」の五輪という言葉を何度も耳にするが、その具体策について歯切れが悪いのはそのためである。今や政府の自主規制の要請に耳を貸す市民は激減しているように見える。この堕落した政治状況は、医療体制等の社会システムを犠牲にし、結果として国民の生命に被害をもたらそうとしている。

そこへ英国がすべての規制を解除したというニュースが7月末に飛び込んできた。英国政府は新規感染者のうち重症者と死者を調査したうえで、感染者に比べ入院患者や死者の増加がはるかに穏やかで、ワクチン接種拡大の効果が如実に表れているとし、これを理由に、「我々はウィルスと共存することを学び始めている」との首相声明が出された。この政府方針に対して市民に賛否両論があるが、政府方針が何を目指しているか、その根拠は何かについては、一目瞭然で誠にわかりやすい。

つまり、英国は戦略的目標として「ウィズ・コロナ」を設定して、経済活動との調和を図ろうとしているのだ。
邪心を捨てて感染症の専門家の意見に耳を傾けて2年延期を選択する余地はなかったのだろうか。そうできれば、アスリートの皆さんには誠にスマナイが、東京五輪は真の「コロナに勝利した祝典」とすることができたのではないか。

そうではなく、本音を隠して五輪憲章に悖る目的でオリンピックに突入したことは、国民にとって、戦線の膠着状態に疲労困憊した末に勝利の目標もないまま決行する万歳突撃への動員のようなものである。我が国はこんなものではないハズ。

理事  板垣 光繁
(江東総合法律事務所弁護士)


 

2021年7月 理事のリレーメッセージ

歩み続けること-Keep Walkingー

風鈴

年を重ね、老化を実感することが多くなりました
ひとの名前が咄嗟に出ず、指で頭をつついてみたり
目が急にしょぼしょぼし、目頭をおさえたり
老いを感じると、以前はいかに若さを保てるかと不安になっていましたが、
最近はこれも成長のひとつだと老いを受け入れられるようになってきたように思います

高齢になるほど、幸福感が増す
若い頃より多くのものを失うはずの高齢者が、
実は幸福感の低下どころか向上を感じている現象は、
世界各国の心理学的調査でも明らかになっていて
「加齢のパラドックス」などと呼ばれているとのことです

高齢期ならではの、自分らしい居場所を再発見することは
生きる原動力になるのではないかと思います
私の場合、たとえば若いころに感動したシーンを思い浮かべ
ときめいたアーティストたちの調べを聴いては 元気をもらうこと
Angie は1990年のローリングストーンズ初来日に
まだよちよち歩きの娘と妻と3人で東京ドームに駆け付け
スタンド席からは、豆粒にしか見えなかったけれど、
一番のお気に入りが聴こえた瞬間に心震え涙したこと
数年前の映画ボヘミアンラプソディで、懐かしのクイーンの
過去に聴いていなかった曲も見つけ新鮮な感覚を覚えること
キースやチャーリー・ワッツが ブライアンやロジャーが
鋭さにすこし丸みが加わり、当時より味のある音調を
昔と変わらぬパワーで奏でているのを見ると
自分も まだまだ頑張らねばと思います

またこんなこともありました
亡くなる数か月前、父の履く股引の膝上あたりになにか黒いものが見え
覗いてみるとサインペンで書かれた文字でした
 がんばろう!!  ひざこぞう
自由のきかぬ自らの足にエールをおくる
父の生きざまのひとこま一コマからも学べたような気がします

年をとるとかに関わらず、それぞれのおかれた環境を受容し
いかにその環境に対応しつつ、歩まねばと思います
「歩み続けること」
いまを生き抜くキーワードなのではと感じています

業務執行理事 坂本 卓穂
(府中市立あさひ苑 施設長)


 

2021年6月 理事のリレーメッセージ

命を守る

あじさい

今、なお続くコロナウイルス感染症の対策の中、日本国民全体が、老いも若きも自分の命をおびやかされている毎日です。法人の施設全体でも取り組みが強化されていますが、都内の感染は収まる様子は全く無く、むしろ、身近になっている事は確かです。

平和な時が何十年も続いたからか、人は皆、命がけの事が日常生活の中ではほとんど無くなり、自分の好みでスリルを味わう事以外に有りません。

他国では戦いのなかで今でも何百人もの人の命が失われています。住んでいる家や家族を失ってしまう事も少なくありません。その場に居る人々は命からがら生きなければならぬ、とても辛い、私たちの国では考える事もできない事です。

しかしながら、今日本に起きているコロナウイルスの感染の進み具合は他国と変わらぬ、命からがらになっているのに、一人一人がもっと自分に対して命がけでいなければ、自分の身の回りで自分を支えて下さっている大切な人々の命をも奪われるような事態につながるかもしれません。

今はどんな事があっても、自分を含め、感染はしない・させない、そして全ての人々の命を守る時です。

今のところ、日本は空爆を受けることも無く、命からがらで生きていませんが、実はそれ以上に一人一人が命を守るつもりで、コロナウイルス感染症をおさえきるまで、なるべく一人の時間を過ごし、おとなしく、皆で協力し合い、ガマンガマンの時なのです。

理事 福岡 重男
(リスク管理担当)


 

2021年5月 理事のリレーメッセージ

養老院ことはじめ2

牡丹

前回は「布施屋」についてふれたが、「悲田院」や「布施屋」のように泊まって休める「福祉施設」型の施与・サービスは、奈良・平安・鎌倉(中世)までで、江戸時代になると「お救い小屋」のような炊き出し型の施与が中心になっている。江戸時代には、しばしば江戸市中で大火があり、あるいは天明や天保の大飢饉があり、逃散・欠落などの困窮民が多かったが、宿泊型の施与・サービスがないのが不思議である。

在宅型と言えそうな「施湯」―主に行旅病人やハンセン病者の入浴・清潔の世話が中心―も、奈良、平安、鎌倉時代までのようである。

「施湯」といえば、平安、鎌倉時代に、興福寺や東大寺で「施湯」が行われたという記録があるが、今でも興福寺の境内(五重塔横を通り、春日大社参道入口の鳥居に向かう通路の右側)に「湯屋」の建物があり、東大寺には、大仏殿の裏と旧大仏殿礎石のある公園に挟まれた通路を、二月堂方面に歩くと右側に「大湯屋」の建物があり、確かめたわけではないが、ひょっとすると、これらの「湯屋」で昔、「施湯」が行われたのかもしれない。

業務執行理事 小笠原 祐次


 

2021年4月 理事のリレーメッセージ

新年度を迎えて

桜

2021年度の始まりは桜の花吹雪となり、新緑の季節に移りつつあります。

1946年に数名の職員で誕生した当法人は75歳になり、核となる正職員は300余名になりました。70周年の節目の年を職員元年とし、以来5年間、働きやすい職場づくり、安心して働ける仕組み、キャリアパスなどを総合的に再整備しました。

2019年度からの3ヵ年計画で特に力をいれたのが、ICTの環境整備、新職務要件(全職員共通分野と13の専門分野)と育成の仕組み、60歳超の働き方の明確化です。

2020年度に枠組が整い、実施できたので、2021年度はそれらを定着させ浸透をはかっていく集大成の年度です。

不透明・不安定な社会状況が続いている今、せめて法人で働く職員が安心して自信をもって、ご利用者とともに生き生きとした時間を過ごせるように3ヵ年の計画に取り組みました。

職員の安心・安定が利用者サービスの向上につながり、地域のみなさまに信頼していただけるよう今年度も努めてまいります。

どうぞよろしくお願いします。

理事長 鈴木 恂子