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平成29年度決算報告

決算の概況

今期の決算は大変に厳しい結果でした。
収入について、法人全体としては5,876千円(約0.17%)の微増となりました。これは児童福祉事業収益の増やかんだ連雀拠点における高額寄付金、介護職員処遇改善加算の改正によります。法人の収益の65%以上を占める介護保険事業収益は前年比△19,897千円の減収となりました。
一方、支出は、96,672千円(2.9%)の大幅増であり、主にベースアップや処遇改善加算関連手当の増により、人件費が増になったことによります。事業費は水道光熱費の単価増等により増、事務費は修繕費増等により増となりました。
収入の増を支出の増が上回ったため、収支差額は大幅減となりました。
経営上の収支状況を端的に表す経常増減差額率は 21年度5.7% 22年度3.9% 23年度0.8%、24年度に3.5%、25年度は6.0%、26年度は4.9%、27年度は3.8%、28年度は3.4%でしたが、29年度は0.7%と、過去10年間で最低となりました。

網代ホームきずなの第1期工事の完了により、貸借対照表の固定資産(建物)や国庫補助金等特別積立金が大幅増となりました。

会計監査人監査の開始

平成29年度から会計監査人監査を開始しました。定時評議員会(平成29年6月15日開催)にてPwCあらた有限責任監査法人を会計監査人として選任しました。
平成27年度から準備を進めていたこともあり、大きな課題はなく、監査報告では「無限定適正意見」を受け、法人運営や決算書類の適正性について客観的に担保されました。

 

監査報告書

法人単位計算書類

事業区分計算書類

 

 

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