子どものお雛様
日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
3月3日はひな祭り、女の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをする日ですね。きずなでも、玄関に立派なお雛様が飾られ、利用者の皆さんに喜ばれています。
先日、ある男の子と一緒にひな壇を見ながら「大きくて立派だね」と話していると、その子が「ちょっと来て」と言うのでついていきました。すると、保育室にある小さなお雛様を指し、「お雛様の子どもがいるんだよ、これ好き、かわいいね」と、にっこり笑顔で教えてくれました。
「なるほどな~」と素敵な発想に心がほっこりしました。一方で、自分はお雛様と言えば大きくて立派なものが好まれる、と意識せずとも思っていたんだなと気づかされました。
大きくなくても素敵だよね、いろんな好きがあっていいよね、と教えてもらいました。
そんな君は4月から小学生、新しいものを見て感じて、どんな風に成長していくんだろう、今から楽しみです。
(少年指導員 M)
施設からのおたより