多摩同胞会の理念(ミッションステートメント)
法人の役割
私たちは家族を支援します
人は誕生し、成長し、いつか「老い」を迎えます。
自らの手でいのちや生活を支えられない時期は、主として家族をはじめとする周囲の人々によって支えられています。しかし、家族の力が弱くなった今、子育てや介護を中心に何らかの支えが必要です。社会的な支援がないと、家族の絆にゆとりがなくなり、限界がきて時として事故や事件につながります。大切な家族の絆があたたかく結ばれ、安心して暮らせるよう支援することが私たちの務めです。
法人の基本的姿勢
最も困っている人々のいのちと生活を支えます
私たちの法人が設立された1946年当時は、戦後の混乱期にありました。そのなかで最も弱い立場にあった母と子の絆を断ち切らず、生活をまもることを目的に母子寮をつくりました。時代の変化にともない、福祉の中身も変化し、社会も大きく発展進歩しましたが、本来的に生活に困る人々がいなくなったわけではありません。
私たちは草創期の精神を、誇りを持って継承し、最も困っている人々のいのちと生活を支え、子どもたちやお年寄りの福祉向上に取り組みます。誰もがその人らしく安心して生活できるように、私たちにできることを積み重ねるとともに、公の福祉の充実を求め、制度や施策に生命力を通わせて、地域福祉の向上に努めていきます。そのために先駆的開拓的な仕事にも積極的に取り組んでいきます。
法人の基本指針
私たち職員は、法人創設者中城イマ元理事長の4つの信念を基本的な指針とします。
利用者に深い共感をもつ
- いたみを分かちあう共感
- 相手の立場に立つ共感
地域の方々に感謝する
- 他者への感謝
- 我以外みな我が師
- 内部にあっては職員相互あるいはご利用者への「ありがとう」の気持ち
水、電気などの資源を大切にする
- 自然を大切に
- 環境を汚さない
- 自然の恵み、資源を未来につなげる
常に防災を心がけ火を出さない
- 安心安全を常に心がける
- 安全を脅かさない